元号

平成31年4月1日午前11時30分から、安倍晋三内閣総理大臣ならびに菅義偉内閣官房長官による、新元号の公布がなされます。

もちろん巷では新元号の予想が盛り上がらざるを得ないので、その流れに流されておこうと思います。当たったところで自分しか喜ばないでしょうし、なんなら自分すら喜ばないと思います。要は自己満足です。このブログ自体自己満足で自己完結しているので、それでいいのです。

それでは予想に移ります。

 

『香練』

この元号には、平成の世に一区切りをつけたあとにも、世界は平和を忘れてはならないという思いが込められています。香りは空間を超えて周囲に等しく広がります。時に外の力に押されながらもしなやかに進路を見極め、万人の感覚に訴えかけます。練には糸を縒りあわせる意味があり、日本国に太古より受け継がれる血を、民族の礎たる魂を、国民ひとりひとりを一筋の糸と見立てて縒りあわせるかのごとく、総力をあげる様を祈念しています。

近年我々人類は、歴史的・伝統的な区分である「国家」を単位とした国際社会のなかにあって、様々な国家の力のバランスを均衡させることに注力するあまり、力を統合することを二の次にしてしまっています。先の大戦における戦勝国と敗戦国に分かれ、まるで小学校の学級のなかで成り行きで構成されたいくつかのグループのように、互いに睨みを効かせながら、互いを抑止しあい、揚げ足を取り合い、少しでも他者より優位に立とうと日々奮闘しています。勿論その一方で、この状況に異を唱える者もいます。我々は、そういった力が周囲に広がり、周囲の皆が力を合わせる世の中を祈願しなければなりません。牽制と皮肉に満ちた統率者たちを打倒することは決して目的ではありませんが、真の意味で本惑星に生きる皆が納得できる社会の実現に向けて、人類として進化すべき時代は、すぐそこに迫っています。

 

なんか宗教っぽくなってしまいましたね。

おやすみなさい。